万葉歌人の心をとらえた真野の浜やはるか古代の栄華を偲ばせる数々の史跡が旅情をかきたてる古歌のまち。
 真野は、真野川下流域に開けたまち。丘陵地は、春日山古墳をはじめ多くの古墳群や古代の豪族真野氏の本拠地。湖畔の真野浜は、水泳場として知られるが、歴史をひもとけば「秋はただ入江ばかりの夕べかは月待つ空の真野の裏波」(藤原定家)など、古歌に詠われた景勝の地。美しい風光に包まれて、豊な歴史と新しい文化が溶け合う真野は、旅の魅力にあふれている。
  真野北は、古代の面影を残す丘陵地に開かれた新しいまち。曼陀羅山古墳群やまんだら公園などもあり、それらをたのしみながら散策するのもよい。
琵琶湖大橋の北。遠浅の美しい白砂青松の浜で、比良山系を背に湖上はるかに近江富士(三上山)を望む風情は正に古歌の世界。詩情あふれる浜はまた、琵琶湖の中でも屈指の水泳場、マリンスポーツゾーン。
シーズンともなればビーチバカンスを楽しむ多くの人々で賑う。

大津市今堅田3
もとは曼陀羅山の麓にあり、天台宗三千坊の一つであったが、長祿4年(1460)蓮如上人に帰衣し改宗した。幕末、志士と共に倒幕を企てた三宮善胤(さんのみやよしたね)は同寺第13代円海住持の長男で明治時代、外交等を歴任し、大津事件の際には、ロシアとの間に立ち日本の危機を救った。

大津市真野5丁目17-36
国道161号から西へ約400m。かつて入江があったとされる地点を示す。古代・中世の頃の入江がいかに深く広大であったかがうかがい知れる。

大津市真野4
延喜式神名帳にある式内社で、豪族真野氏とのゆかりが深い。三間社流造・桧皮葺の本殿は重要文化財。

大津市真野4-7-2
上の神田神社と同じく、真野氏とのゆかりが深い。例年正月17日に氏子が豊作祈願の松明をかざして参拝する「さんやれ祭」は有名。さんやれとは「幸あれ」という意味だと伝わる。

大津市真野普門町942
古墳時代中期から後期に築かれた。その数167基を数え、その多くは横穴式石室をもつ円墳。真野氏のものとも、大友氏のものともいわれる。

大津市真野谷口町
堅田丘陵にある史跡春日山古墳群に隣接した公園で、公園内にも多くの古墳や溜池がある。里山の自然環境や古墳群などの保全と活用を図りながら丘陵地ならではの豊かな自然を活かした環境学習や里山保全活動の実践の場として、さらに県民の憩いとレクリエーションの場となる公園とする

大津市真野谷口町